今治謹製 紋織タオル CONCEPT

瀬戸内海の気候に恵まれた歴史のある織物の街「今治」。

瀬戸内海の島々を結ぶ、しまなみ海道を渡った四国の玄関口、今治。
古くから織物業で栄え、現在ではタオルの生産日本一を誇ります。

四国今治イメージ

山と海の間の位置する穏やかな気候風土

今治は、四国の北西に張り出した高縄半島に位置しています。
1年を通じて温暖で晴れた日が多く、降水量の少ない瀬戸内海気候地域にありながら、西日本最高峰である石鎚山に隣接する高縄山系を源流とした蒼社川が流れ、伏流水に恵まれています。
この伏流水は硬度が低く不純物が少ないという大きな特徴を持っています。

今治の目前に広がる海は、瀬戸内海の中でも島の多い海域です。
1999年に、しまなみ海道が開通しました。
海面に多くの島々が浮かぶ、おだやかで美しい眺めを持つ一方、潮が満ちて引く際には渦を巻き潮の流れ速く海中から潮が湧きあがる複雑な潮流を引き起こす海の難所が数多くみられます。
今治謹製の紋織タオルは、この荒波をモチーフにした波紋様を美しい曲線により表現しております。

今治で磨き上げられてきた『匠の織りの技』

糸の使い分けによるタオル作り

一般的なタオル織のタオル生地は、シタ糸、ヨコ糸、パイル糸で構成され織り上げられます。
 世界的には、一部の高級品を除きシタ糸、ヨコ糸、パイル糸すべてに同じ糸(20番手前後の太さで、撚係数3.6前後の一般市販糸)を使用してつくられたタオルが多いですが、今治謹製はシタ糸、ヨコ糸、パイル糸それぞれに違う糸を使用したタオルづくりを行っております。
 用途目的を踏まえ、糸を使い分ける技術ノウハウを活用し、タオルケット、マット、マフラーなどそれぞれの生地をつくりわけております。
  今治謹製タオル こだわりの紡績糸 イメージ写真
 
今治 名水の蒼社川 イメージ写真  

タオル生地の染色

世界的には、一部高級品を除き、原糸がそのままシタ糸、ヨコ糸、パイルとして織機にセットされ、タオル生地として織り上げた後に、晒し(精練漂白)して、染色・プリントして縫製仕上げするものが多いようです。
 これに対し、今治謹製は先ず糸を晒し(精練漂白)染めして、タオル生地に織り上げ、糊を抜き、縫製仕上げをした、先晒先染のタオルとしておつくりしております。
 糸や生地を晒し染める水の質が、決定的に違うということもありますが、先ず、糸を晒し染めすることにより、生地にしてからの染晒では出せない、糸が本来持っている特質(柔らかさなど)を引き出したタオルをつくることが出来ます。
 

伝統のジャガード織り

ジャガードとは、シタ糸とパイル糸を1本1本独立してコントロールし、針(はり≒口)数と糸の密度の範囲内で複雑な柄や模様を出す装置です。
 一定の数の糸を一定のパターンで上下させるタペット・ドビー綜絖枠の変わりに、織機上にガントリーと呼ばれる架台を組んで、設置されるジャガードと呼ばれる機械で上下される通じ糸に、シタ糸やパイル糸を1本ずつ通しています。
 80年代後半頃までは、糸を1本1本上下させる信号を送る紙のカード(紋紙)の大きさや重さの制約があり、ドビーでシタ糸を上下されて、ジャガードパイル糸を上下させる組み合わせで織られた、ドビージャガードタオルが一般的でした。その後、コンピューターで作成した柄データの入ったフッロッピーカードで動くジャガードカードのコントロール(ダイレクトジャガード)装置が普及し始めたのをきっかけとして、ジャガード機械の高速化が進み複雑な織柄を表現できるようになりました。
  紋織タオル ジャガード織 イメージ写真
 
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